タミフルは、インフルエンザの特効薬と言われています。
インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬です。
同じような作用をする薬にリレンザやイナビルなどがあります。
これらは、細胞に侵入してきたウイルスのノイラミニダーゼという酵素を阻害します。
それによって、ウイルスは、細胞に閉じ込められて増殖できなくなります。
でも、細胞に閉じ込めるだけでウイルスを死滅させることはできません。
そのため、感染初期(ウイルスが増える前)に使わなければ効果はありません。
最終的には、身体に残ったウイルスは、自らの免疫力で排除するしかないのです。
実は、ノイラミニダーゼという酵素は、私たちの全身の細胞にもあります。
これは、細胞を健全に保っておくために必須の酵素です。
タミフルを使用すると、それが阻害されてしまいます。
そのため、免疫力を弱めてしまうことになります。
また、私たちの鼻や呼吸器粘膜には、ウイルスの侵入を阻止するための抗体(IgA)が働いています。
タミフルを使うと、それが5分の1に減ってしまうことが動物や人でも確かめられています。
やっかいなのは、それだけではありません。
タミフルの成分は、脳に作用して脳を狂わせてしまいます。
そのため、窓から飛び降りたり(異常行動)、突然、呼吸が停止したりするわけです。
異常行動は、一時期、マスメディアでも盛んに取り上げられました。
それよりも多いのは、突然死です。
子どもだけでなく、成人でも起こっています。
また、タミフルの成分が脳内に移行すると熱が下げられてしまいます。
それによって、ウイルスの活動は抑えられなくなります。
そして、免疫の暴走を引き起こします。
いわゆる、サイトカインストーム(サイトカインの嵐)です。
サイトカインというのは、私たちの免疫を指揮する重要な物質です。
でも、そのサイトカインは、増えすぎると毒になります。
そして、身体の様々な組織を損傷させることになってしまいます。
本人は、熱が下がって(下げられて)安心していると...
病状が急変して、突然、亡くなってしまうのです。
これが、脳症や急性肺炎、多臓器不全といわれている病態です。
脳症は、一般には、インフルエンザ脳症と呼ばれています。
でも、正しくは、タミフル脳症です。
薬害をごまかすために、インフルエンザ脳症と言い換えているわけです。
(脳症は、インフルエンザウイルスが脳を損傷させるのではありません)
メディアでは、盛んにインフルエンザにかかると脳症になると恐怖をあおっています。
それで、皆、タミフルなどの治療薬に走るわけです。
記憶に新しいのは、2009年に流行した新型インフルエンザですが...
新型でもなく、ただの季節性インフルエンザでした。
致死率も、例年のインフルエンザと比較にならないほど低いものでした。
それでも、薬に走った多くの人たちが犠牲になったわけです。
薬害タミフル脳症被害の会 http://www.tamiflu89.sakura.ne.jp/
コロナが終わったら、インフルエンザワクチンや治療薬のプロモーションが始まります。
正しい知識をもって、冷静に対応するようにしましょう。